MozillaとフランスのAI企業Mistralは9月16日(米国時間)、FirefoxのAI閲覧支援「Smart Window」にMistralのモデルを採用すると発表した。現在のベータは、米国とカナダが英語版、フランスがフランス語版だ。日本での提供は発表されていない。
Smart Windowは、利用者が選んだタブや閲覧履歴をもとに、中断した調べ物の再開や、複数のタブの整理を助ける機能だ。今回の発表は、Smart Windowで使うAIモデルにMistralのモデルを採用したというものだ。
8月には、閲覧中の質問に出典付きで答える機能、関係するタブをまとめる提案、閲覧履歴にあるページを画像で見分けて目的のページを探しやすくする機能が加わった。
Mozillaの説明では、Smart Windowは任意の機能である。利用者はFirefoxの設定「AI Controls」から、機能を使うかどうか、どのタブや履歴を共有するか、どのAIモデルを使うかを選べる。
両社の説明では、Smart Windowでの会話は、初期状態ではMozillaのサーバーに保存されない。また、Mistralなどの提携先は、Smart Windowから受け取ったデータを保持しないことで合意している。 Mistralは、提供地域の言語や方言に合わせてモデルを調整すると述べている。Mistralのモデルを使うSmart Windowは、英国とドイツでも年内に始まる見込みだ。
出典
- Mistral and Mozilla are bringing open, private and multilingual AI to your web browser(Mistral、2026年9月16日)
- Smart Window: Finish what you start online(The Mozilla Blog、2026年8月18日、9月16日追記)