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マーク・ウォールバーグは、自分のAIの分身に何を託すのか

Photo: Kimberly White/Getty Images for TechCrunch

ハリウッドの大手エージェンシーCAAは、本人の同意を得て俳優の顔や体をスキャンし、保管する施設を設けている。AIで再現された自分の姿を、どこまで使わせるのか。俳優のマーク・ウォールバーグが10月15日、サンフランシスコで開かれたTechCrunch Disruptの壇上で、その問いに答えた。

壇上の話の大半は、投資や、12月に開くジムの事業についてだった。AIが話題になったのは、終わり近くの数分だ。聞き手はTechCrunchの編集長、コニー・ロイゾスが務めた。

映画づくりにAIを取り入れることに関心はあるか。そう聞かれたウォールバーグは、自身が主演する伝記映画を例に挙げた。大リーグで歴代最多の安打を記録したピート・ローズを描く作品だ。「かなりお金のかかる作品」だといい、球場の場面の映像をAIで補うことを話し合っているという。ただ、使い方には線を引く。「ChatGPTにアイデアを入れて脚本を出させ、それをそのまま撮って、本物の俳優を使わない」ような映画づくりには反対だ。「自分たちのやっていることをより良くするために使うのなら、大賛成だ」

では、自分がいなくなったあとはどうか。『テッド』のシリーズが何十年先まで続き、そこに自分の姿が使われるとしたら、と聞かれると、こう答えた。「自分がもう演じることができなくなったり、この世にいなくなったりしても、それが続いて、見たい人がいるのなら、いいと思う。反対はしない」。最近、子どものころに見ていたテレビドラマ『ビーバーちゃん』を100話ほど見直し、妻にあきれられたという。子どものころの番組には、いまも残っていてほしいものがあるからだ。

CAAの施設に入ったことはあるかと聞かれると、「ない。誘われていない」と答えた。それでも関心はあるという。「将来そうなっていくのなら、子どもや孫が私の肖像を管理して、いい映画に出してくれたらいいね」。会場からは笑いが起きた。

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