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Prime Videoの吹き替え、 AIが変えたのは声ではなかった

画像:GODMODE編集部/AI生成イラスト(作品の場面写真・実際の処理画面ではありません)

吹き替え版では、セリフが終わっても俳優の口が動きつづけることがある。アマゾンは9月9日、Prime Videoでそのずれを減らすためのリップシンク技術の提供を始めた。対象はドイツ発のドラマ『マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~』のシーズン1と2の英語吹き替え版だ。人間が演じた音声は変えず、AIと映像の特殊効果(VFX)で俳優の口の動きを音声に合わせる。

英語吹き替え版が、通常版とは別に並ぶ

アマゾンは、英語のリップシンク版を9月9日から世界で提供していると発表した。Prime Videoでは通常版とは別のバージョンとして掲載され、音声は英語だけだ。最終章となるシーズン3は12月9日に配信され、同じ技術が使われる予定だ。

Prime VideoとアマゾンMGMスタジオで技術を担当するラフ・ソルタノビッチによると、この処理は制作者の監修のもとで進められ、作品の意図が保たれるようにしている。

日本語吹き替えは今のところ対象外

『マクストン・ホール』は日本でも配信され、日本語の吹き替えと字幕がある。今回リップシンクの対象になったのは英語吹き替えだけだ。

アマゾンは2025年3月、吹き替えのなかった12作品に、AIを使った英語と中南米スペイン語の吹き替えを提供する試験を始めた。前回は音声を作る試みで、今回は人間が演じた音声を残して映像側を変える。アマゾンは今後、ほかの作品にも広げるとしているが、対象となる作品や言語は明らかにしていない。

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