商品ページのURLを1つ貼るだけで、30秒ほどの紹介動画ができあがる。そんなサービス「LaunchVideo」のコードが9月24日に公開され、海外の開発者のあいだで話題になっている。
URLを貼るだけ
使い方は、商品ページのURLを貼るか、どんな動画にしたいかを文章で書くだけだ。
サイトには見本が並んでいる。半導体のNVIDIAや業務管理ツールのLinearなどのページをもとにした、31〜34秒の動画だ。提供元は、どれも1回で作った動画で「手を加えていない」としている。提供元が文章だけから作った見本もある。書いた指示は「AIの推論を請け負うスタートアップ向けの、今風でキレのある動画」の一文だけだった。
提供元によると、1本にかかる時間は4分ほど。できあがる動画は20〜40秒だ。
動画のAIは使っていない
意外なのは作り方だ。LaunchVideo は、映像を生み出す動画生成AIを使っていない。
提供元の説明では、まずアンソロピックのClaude Opus 5.5 が商品ページを読む。ページの文章や見出しを読み、よく使われている色やフォントも調べる。そのうえでClaudeが書くのは、映像ではなく1枚の「動くウェブページ」だ。文字が飛び込み、図形が動き、場面が切り替わるアニメーションを、ウェブページのコードとして書き上げる。
LaunchVideo の仕組みは、そのページを画面に映さずにブラウザで開き、アニメーションを1コマずつ止めては撮っていく。撮ったコマも同じ仕組みがつなげ、フルHD・毎秒30コマの動画に書き出す。
開発者のあいだで話題
開発者が集まる掲示板「Hacker News」では、LaunchVideo を紹介した投稿「Opus 5.5 is good at explainer videos(Opus 5.5 は解説動画がうまい)」が347点を集め、189件のコメントがついた(9月25日時点)。
提供元によると、この仕組みは、Claudeにコードを書かせて説明動画を作った先行の実演と同じ方法だ。その実演も、画面に映さずにブラウザで撮って動画にしていた。LaunchVideo は、その手順を入力欄1つで済むようにした。
作ったのは、AIエージェントを動かす基盤「OpenComputer」を開発しているチームだ。コードはGitHubで公開されている。OpenComputerのアカウントがあれば、同じ仕組みをワンクリックで自分用に用意することもできる。
自分の商品ページのURLを入力欄に貼り、ボタンを押す。4分ほど待てば、自分の商品を紹介する動画ができあがっている。LaunchVideo の開発元は、紹介動画のこんな作り方を用意した。
出典
- LaunchVideo(2026年9月25日確認)
- diggerhq/shipvideo(GitHub、2026年9月24日公開)
- Opus 5.5 is good at explainer videos(Hacker News)